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Book'em Dannoの配合が素晴らしい。

サウジダービーで2着に敗れたBook'em Dannoだが、気まぐれで血統構成を調べたところ、これがまた実に素晴らしいものだったので、ここで紹介しておきたい。

Book'em Danno
 父Bucchero
 母Adorabella(Ghostzapper)

自己評価 〇〇〇□〇□〇□ 1A級 スプリンター

5代以内のクロスはBlushing Groomの5×5の中間断絶のみの実質異系交配で、主導はAlydarの5×6の系列ぐるみ。Mr.Prospectorの6*6×6の系列ぐるみとHail to Reasonの6*6*7*8×6がほぼ系列ぐるみとなって続き、Northern Dancerの6*7*9×6*6の中間断絶も加わった形態。これらは全てNasrullah、Nearco、Native Dancer、Bull Dogによってしっかりと結合している。そして、この配合の最も優れた点は前述のNasrullah、Nearco、Native Dancer、Bull Dogの血が土台構成となって全体に広がっているところ。これは32個ある5代目の血にそれぞれ注目した場合、31個の9代目以内にこの4種の血のどれか1つは含まれていることからも理解できるだろう。唯一含まれないBMS内Mint CopyにもNative Dancerの父Polynesianが8代目に存在しており、土台構成としては万全と言って良い。父母双方に1つずつ弱点が生じたが、土台構成の良さから大きな問題にはならない。スタミナの核に欠けるところや、米系の結合もやや間接的なところもあって、配合としては完璧では無いが、スピードの良さと万全の土台構成、影響度バランスの良さもあって、ダート短距離の上位路線で安定して活躍できるだけの内容はある。

騙馬なのが残念だが、これからの活躍を大いに期待したいところである。
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クードヴァンの23に出資した。

ラフィアン早期募集のクードヴァンの23に出資申し込みをし、無事出資が確定した。先着順ということに気付いておらず、申し込みした時点で確定してはいたのだが、昨日まで気付いていなかった。

それはさておき、いつもの血統評価を行う。

クードヴァンの23
 父ベンバトル
 母クードヴァン(ディープインパクト)

自己評価 〇□□〇□□〇〇 3B級 中長距離向き

主導はRobertoの4×6の系列ぐるみで、次いでLyphardの5×6の系列ぐるみ、Mill Reefの5*6×5の中間断絶の影響が強い。影響度バランスは母方の影響が強いGrundy型で、主導のRobertoを4代目に持つ母の母マイネヌーヴェルが最優位、次いで母の父ディープインパクトの影響が強い。マイネヌーヴェル内は主導のRobertoの他、Hasty Road、Sir Ivor、Mill Reefと、優秀なスピード・スタミナを前面で生かし、次いで影響の強いディープインパクト内でも、ディープインパクトを生かす上で重要な血であるLyphard、Sir Ivorに加え、7代目以降でもDonatello、Wild Risk、Gold Bridgeといった欧州系を押さえ、クロス馬の状態は良好である。母クードヴァン内はAlmahmoudやCourt Martial、Donatelloなどの位置に問題を抱え、不完全な内容だったが、父ベンバトルによって補正に成功している様子が見て取れる。特筆すべきはBe Friendlyの6×7のクロスで、これは単一クロスだが、このクロスが存在する父内Friendly Court、母内Nouvelle Star双方の弱点派生を防ぎ、Court Martialを通じて間接的ながら結合を果たしており、これがあるとないとでは天地の差が出る、まさにこの配合のキモと言っていいところである。主導が父母双方に1つずつしかないこと、やや世代がズレ気味なことなど、問題点はあるが、全体として、繁殖として難しいところのある父母の血を互いに生かしあった妙味ある配合と言って良いのではないだろうか。

ジャスティンミラノの配合

今日の共同通信杯を勝ったジャスティンミラノの配合がなかなか優れていたので、ここで紹介。レース自体は超スローの上り勝負で、前に付けていた分ジャンタルマンタルに勝った感じなので、ペースが上がってどうなるかは未知数だが、朝日杯勝ち馬と同等の脚を使えたという事実だけでもそれなりに評価されてもいいように思う。
まあ、ここで触れるのは純粋に配合だけなので、余談であったか。

ジャスティンミラノ
 父キズナ
 母マーゴットディド(Exceed and Excel)

自己評価 〇□□〇□□〇〇 3B級 中距離タイプ

主導はNorthern Dancerの5*6×4*5*5の系列ぐるみで明確、次いでSir Ivorの5×6の系列ぐるみがアシストする形態で、両者を含むShareef Dancerを強調している。この主導の明確さと質の高いShareef Dancerへの集合力がこの配合の最大のポイントであろう。結合面で大きな不備は無いが、6代目のStepwisely、7代目のDjebellの結合が9代以前では確認できなかったところは残念(10代目まで遡ればThe TetrarchやGay Crusadorによる結合が確認できるため、致命的ではない)。弱点・欠陥は無く、影響度バランスは少し崩れたがShareef Dancerを含む母の母Special Dancerを強調することには成功しており、大きな問題ではない。父のスタミナ源Donatelloをクロス出来なかったのは残念だが、Djebel、Princequilloを通じてDarshaanのスタミナを生かすことが出来ており、スタミナの核は確保、スピード面ではTurn-to、Almahmoudのクロスで父キズナで失われていたディープインパクトのスピードを再現している。父に比べるとややスピード寄りという判断になるだろう。全体として、評価は父と同じ3B級となったが、主導の明確さ、血の質、シンプルさという点で明らかに父より優れており、配合としては父を上回ると言って良いだろう。菊花賞には明らかに向かないが、今の日本の馬場ならば12Fは余裕でこなせるだけの内容はある。

次のレースでどのような走りを見せてくれるか、注目しておきたい。

ジュディッタに合う配合。

エレフセリアには完璧と言っていい相性の配合がすぐに見つかったが、ジュディッタはどうだろうか。

ジュディッタ自身はMr.Prospectorの4×5の系列ぐるみを主導に、Northern Dancerの中間断絶やBold Ruler、Nasrullahによって、主に米系のスピードを生かした配合だった。繁殖牝馬としてもMr.Prospectorを主導とするのが都合が良いだろうが、繁殖牝馬となったジュディッタ内にMr.Prospectorをアシスト出来る血が思いのほか少ないこともあり、エレフセリアと違って配合が難しいところである。また、父内Great Above、Honour and Gloryと母内Wishing Wellに弱点を抱えやすいところにも問題がある。これらを解消し、全体を纏められる種牡馬となるとなかなか上手く嵌まる種牡馬を見つけるのは困難であろう。反面、Mr.Prospectorのスピードを生かすだけなら難しいことではなく、シンプルな形態を保てるならば、そこそこの配合にはなりやすそうではある。

ジュディッタ内で6代以前にクロス馬となりやすい血は、Mr.Prospector、Nuryev、Nijinsky、Storm Cat、Storm Bird、Northern Dancer、サンデーサイレンス、Halo、Hail to Reason。米血の多さから見て、主導となるのは米系が多く含まれる血、つまりMr.Prospector、Nijinsky、Storm Cat、Haloあたりが望ましいと考えられる。そして、ジュディッタ自身比較的世代の新しい繁殖牝馬なので、種牡馬側のどこかを強調したうえで全体を纏める方向で配合を行うべきであろう。

これらを踏まえて、とりあえず及第点と言える配合を考えて見たのはこちら

仮想配合 ホッコータルマエ×ジュディッタ

自己評価 〇□□□〇△□□ 3B級 マイラー

主導はMr.Prospectorの4*6×5*6の系列ぐるみで明確、次いでNorthern Dancerのクロスを伴うNureyevの5×5の中間断絶で、両者を含むキングカメハメハを強調した内容。Blushing Groomの5×5の中間断絶、6代目のFrancis S.、Never Bendなど、スピード優位で、スタミナ源としてNijinskyがあるものの、核と言うには足りない。Wishing Wellに弱点を生じたが、これはサンデーサイレンスを4代目に配した際には避けづらいものであるため、仕方ないところ。ダノンレジェンド内のクロス馬は充分で、弱点は生じていない。Nasrullah、Nearcoによる土台構造もしっかりしており、ホッコータルマエ自身の、主導の不明確さや欧州系の不備といった問題点はある程度補正されており、相性のいい配合と言えるだろう。

エレフセリアに合う配合。

エレフセリアは無事繁殖入りしそうということで、ここで相性の良い配合に付いて触れておきたい。
まず、エレフセリアは自身がSadler's Wellsの3×4を持ち、さらにMill Reef、Miswakiを持つこともあって、Galileoとの相性が良いことが分かる。全体的に血の質も高く、繁殖牝馬としての素質は充分で、仔馬への期待は大きい。

そこで、Galileoの血を引く種牡馬をあれこれ調べたところ、来年から日本で供用される種牡馬にちょうど合う種牡馬が存在することが分かった。

その種牡馬はAdayar。Frankel産駒の英ダービー勝ち馬で推定1A級の中長距離馬であるが、この種牡馬とエレフセリアでどのような配合になるかを以下で紹介しておきたい。


仮想配合 Adayar×エレフセリア

自己評価 ◎〇〇〇〇□◎◎ 2A級 中長距離タイプ

主導は Sadler's Wellsの4×4*5の系列ぐるみで、他に5代以内のクロス馬も無く、非常に明確。次いでMiswakiの5×6の系列ぐるみがあり、両者を含むGalileoをしっかり強調することにも成功している。Galileo内で難しい母の母方のクロス馬も、ドイツ系は抜けたがそれ以外はAcropolis、Tantieme、Prince Chevalierがしっかりとクロスしていることが確認できる。そして、スタミナの核としてSherley Heightsの6×6、Mill Reefの6*7×7の系列ぐるみを持ち、さらにPetingoの6×7の系列ぐるみも加わり、父をも超える万全のスタミナを確保。それ以外のところでも、弱点となりやすい母方Wishing Well内も父方Caerleonとの呼応によるStymieのクロスで回避し、7代目以降でもHerbager、Wild Risk、Prince John、ヴェンチア、Chanteurなど、きめ細かくクロス馬となっていることが分かる。クロス馬の種類は58と多いが、結合に不備もなく、系列ぐるみのクロスに含まれるクロス馬が多いため、大きなマイナスでは無い。クロス馬の質も非常に高く、Adayar、エレフセリア双方にとってこれ以上の相性の良さを持つ相手はいないだろうというくらいの内容である。
日本的なスピードが不足しており、かなりスタミナ優位で日本で活躍できるかは疑問だが、評価自体は2A級と判断。

これはあくまで仮想配合だが、現実的な可能性はあるので、BRFさんが間違って配合してくれないだろうか。
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